今回はハングルの組み合わせ方についてです。
ハングルは母音字と子音字の組み合わせで一文字が成り立っています。
漢字で言えば「へん」と「つくり」のようなもの。
ハングルは組み合わせが何パターンかに限られてくるので、本格的に文字を勉強していく前に、サクッとハングルの組み合わせ方を3分でマスターしていきましょう^^
ハングルは母音と子音の組み合わせ
ハングルの仕組みはローマ字と似ています。
「か」の音で比較してみた
- ひらがな:か
- ローマ字:K(子音)+ A(母音)= KA(か)
- ハングル:ㄱ(子音)+ ㅏ(母音)= 가(か)
ひとつの文字で「か」を表す日本語とは違い、ハングルはローマ字と同じように子音と母音を組み合わせることによって文字が成り立っているのです。
▼色分けするとこんな感じ▼
子音+母音という成り立ちはローマ字と一緒なのですが、ただアルファベッドを横に並べていくローマ字と違って、ハングルはいろんな組み合わせ方があるんです。
そのパターンを今回はまとめていきます。
ハングルの組み合わせ その①
まずは基本の組み合わせ方から。
「子音+母音」の基本の組み合わせは2パターンあります。
- 「아」のように左右に組み合わせるパターン
- 「주」のように上下に組み合わせるパターン
この2つです。
ちなみに、母音字が合成母音のときは、左上に子音字をおさめるようにします。
合成母音字の形の特性上、子音字側に少し食い込むようなスタイルです。
子音字・母音字の位置は固定で、左右・上下が入れ替わることはありません。
- 左右パターン:左に子音字・右に母音字(合成母音のときは左上に子音字)
- 上下パターン:上に子音字・下に母音字
ハングルの組み合わせ その②
次にパッチムがある場合の組み合わせ方です。
パッチムがあっても、先ほどの左右または上下の組み合わせが基本となることに違いはありません。
「左右パターン」または「上下パターン」のさらに下にパッチムとなる終声子音がきます。
終声子音とは文字通り「その文字の一番最後に発音する音」のことです。
例えば「한」なら・・・
- 初声「ㅎ(h)」
- 中声「ㅏ(a)」
- 終声「ㄴ(n)」
「한(han)」となります。
このように3つのハングルが組み合わさって一文字を表します。
パッチムがダブルパッチムだとしても同様です。
「左右パターン」または「上下パターン」のさらに下にダブルパッチムがきます。
▼パッチムについてはこちら▼
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ハングルの組み合わせ まとめ
今回はハングルの組み合わせ方についてまとめてみました。
組み合わせ方を覚えておけば、どんどん文字を覚えていっても、書く時に悩むこともなくなるはず^^!
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