今回は韓国語のハムニダ体の作り方についてです。
- 가다(行く)- 갑니다(行きます)
- 먹다(食べる)- 먹습니다(食べます)
- 읽다(読む)- 앉습니다(読みます)
などといった丁寧な「です・ます調」の表現ですね。
とても基本の文型のひとつとなるハムニダ体の作り方を3つのパターンに分けてまとめていきますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
Contents
韓国語のハムニダ体 意味と作り方
今日の文型
語幹+ㅂ니다・습니다
〜(し)ます、〜です
今回は丁寧な ですます調の文体「ハムニダ体」の作り方です。
「行きます」「食べます」「きれいです」というような動詞や形容詞を「ですます調」の文体にする基本の活用形です。
ハムニダ体の現在形
- 語幹(最後パッチム無)+ㅂ니다
- 語幹(最後パッチム有)+습니다
です・ます調といえば「ヘヨ体」もありますが、ヘヨ体の方が親しみのある感じなのでタメ口とまではいかないけど、フランクな日常会話でよく使う文体。
一方、ハムニダ体は丁寧なですます調なので、ビジネスシーンや目上の人・上司に対して使ったり、アナウンサーなどが使う文体という使い分けです。
【ハムニダ体の作り方①】語幹+ㅂ니다
ハムニダ体の作り方①「語幹+ㅂ니다」です。
このパターンに当てはまるのは、語幹の最後にパッチムが無いときです。
오다 (来る)
- 語幹最後にパッチム無し:ㅂ니다
- ハムニダ体:옵니다
끝나다 (終わる)
- 語幹最後にパッチム無し:ㅂ니다
- ハムニダ体:끝납니다
내다 (出す)
- 語幹最後にパッチム無し:ㅂ니다
- ハムニダ体:냅니다
외우다 (覚える)
- 語幹最後にパッチム無し:ㅂ니다
- ハムニダ体:외웁니다
신청하다 (申し込む・申請する)
- 語幹最後にパッチム無し:ㅂ니다
- ハムニダ体:신청합니다
나쁘다 (悪い)
- 語幹最後にパッチム無し:ㅂ니다
- ハムニダ体:나쁩니다
모르다 (わからない)
- 語幹最後にパッチム無し:ㅂ니다
- ハムニダ体:모릅니다
「나쁘다」や「모르다」のような으変則や、르変則の用言もハムニダ体(現在形)は変則活用に影響しない文型なので、シンプルに「+ㅂ니다」でOKです。
【ハムニダ体の作り方②】語幹+습니다
ハムニダ体の作り方②「語幹+습니다」です。
このパターンに当てはまるのは、語幹の最後にパッチムが有るときです。
있다 (ある・いる)
- 語幹最後にパッチム有り:습니다
- ハムニダ体:있습니다
높다 (高い)
- 語幹最後にパッチム有り:습니다
- ハムニダ体:높습니다
뜨겁다 (熱い)
- 語幹最後にパッチム有り:습니다
- ハムニダ体:뜨겁습니다
걷다 (歩く)
- 語幹最後にパッチム有り:습니다
- ハムニダ体:걷습니다
어떻다 (どうだ)
- 語幹最後にパッチム有り:습니다
- ハムニダ体:어떻습니다
짓다 (作る・建てる)
- 語幹最後にパッチム有り:습니다
- ハムニダ体:짓습니다
語幹最後にパッチムがある場合も、正則活用の用言以外に語幹がパッチムで終わる「ㅂ変則・ㄷ変則・ㅎ変則・ㅅ変則」といった変則活用も同じく語幹に「+습니다」でOKです。
【ハムニダ体の作り方③】語幹+ㅂ니다(ㄹ語幹)
ハムニダ体の作り方③ㄹ語幹の「語幹+ㅂ니다」です。
ハムニダ体の作り方①と②は正則活用とㄹ語幹以外の変則活用の用言に当てはまる方法でㄹ語幹の場合はまたちょっとひとクセあります。
語幹の最後にㄹパッチムがあるㄹ語幹の用言ですが、ㄹパッチムが脱落という現象が起きるためかパッチム無しの用言と同じく「+ㅂ니다」が語尾につきます。
알다 (わかる・知る)
- 語幹最後のㄹパッチム脱落 ➡︎ ㅂ니다
- ハムニダ体:압니다
놀다 (遊ぶ)
- 語幹最後のㄹパッチム脱落 ➡︎ ㅂ니다
- ハムニダ体:놉니다
힘들다 (大変だ)
- 語幹最後のㄹパッチム脱落 ➡︎ ㅂ니다
- ハムニダ体:힘듭니다
벌다 (稼ぐ)
- 語幹最後のㄹパッチム脱落 ➡︎ ㅂ니다
- ハムニダ体:법니다
열다 (開ける・開く)
- 語幹最後のㄹパッチム脱落 ➡︎ ㅂ니다
- ハムニダ体:엽니다
ㄹ語幹の変則活用はけっこうややこしいですが「ㄹパッチムが脱落する」という特徴を覚えておきましょう。
ハムニダ体の作り方まとめ
今回は韓国語のハムニダ体の作り方についてまとめてみました。
▼ヘヨ体の作り方についてはこちら
最後までお読みいただきましてありがとうございました。