今回は韓国語の接続表現「-아서/어서」についてです。
『-아서/어서』には大きく2つの意味があるんですが、今回は「〜から」「〜ので」などという理由を表す接続表現について見ていきたいと思います。
理由「〜から」「〜ので」の文型である『-아서/어서』の意味・作り方をマスターすると・・・
- お腹が空いたのでご飯を食べました。
- 遅れてすみません。
このようなことを言えるようになります^^
Contents
韓国語文型『-아서/어서(〜から)』の意味・作り方
今日の文型
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語幹+아 / 어서
〜から、〜ので
・
今回の文型「-아서/어서」の文型タイプは「語幹最後の母音によって活用が変わるパターン」です。
理由の文型
- 語幹(最後の母音ㅏ,ㅗ)+아서
- 語幹(最後の母音ㅏ,ㅗ以外)+어서
このタイプの活用は変則活用も大きく影響してきます。
『아/어型』の活用形が苦手な場合はまず基本のヘヨ体の作り方をマスターしてしまいましょう→ヘヨ体(現在形)『아요・어요』の作り方からチェック!!
↓例文もチェックしていきましょう。
韓国語文型『-아서/어서(〜から)』を使った例文
『-아서/어서』は語幹最後の母音によって「아서」または「어서」と変わるのに加え、多くの変則活用の用言にも注意が必要です。
基本形 | 活用形 | 意味 |
앉다 | 앉아서 | 座るから |
읽다 | 읽어서 | 読むから |
맛있다 | 맛있어서 | 美味しいから |
비싸다 | 비싸서 | 高いから |
닦다 | 닦아서 | 拭くから |
위험하다 | 위험해서 | 危ないから |
基本形 (要注意の変則用言) |
活用形 | 意味 |
바쁘다 (으変) | 바빠서 | 忙しいから |
가깝다 (ㅂ変) | 가까워서 | 近いから |
듣다 (ㄷ変) | 들어서 | 聞くから |
짓다 (ㅅ変) | 지어서 | 建てるから |
부르다(르変) | 불러서 | 呼ぶから |
ポイント
複数ある理由を表す接続表現で「아서/어서」はここを抑える!
- 命令や勧誘の表現では使えない
- 過去形+이서/어서も使えない
- お礼や挨拶、謝罪の表現では이서/어서が使える
- 結果に対する原因・理由で単に事実を伝える
- 理由が主観的(自分が知っていること)
例文
배고파서 밥 먹었어요.
意味:お腹空いたからご飯を食べました。
例文
늦어서 죄송합니다.
意味:遅くなり申し訳ございません。
例文
어제는 머리가 아파서 학교에 못 갔어요.
意味:昨日は頭が痛くて学校へ行けませんでした。
※아팠어서(×)
「아서/어서」自体は過去形とくっつけないけど、文後半で過去形を使えば過去のことも全然言える💡
例文
늦어서 죄송합니다.
意味:遅くなり申し訳ございません。
例文
만나서 반갑습니다.
意味:お会いできて嬉しいです。
謝罪や挨拶、お礼は「아서/어서」を使うので、似たような理由表現の「니까/으니까」は使えません。
反対に勧誘・命令表現が使えるのは「니까/으니까」なので、「아서/어서」を使って「-세요/으세요」「-ㄹ까요?/을까요?」「-ㅂ시다/읍시다」「-지 마세요」といった表現はできません^^
韓国語文型『-아서/어서(〜から)』と名詞を組合わせる
「友達なので」などのように「名詞」とくっつけて使うこともできます。
その場合は「用言+아서/어서」とはすこーしだけ形が変わります。
名詞+이라서
- 名詞(最後パッチム無)+ 라서
- 名詞(最後パッチム有)+ 이라서
例文
엄마 생일이라서 선물을 샀어요.
意味:お母さんの誕生日なのでプレゼントを買いました。
名詞とくっつく場合は「名詞+이어서/여서」を使うこともできますが、「(이)라서」の方が日常会話でよく使われる表現です^^
韓国語文型『-아서/어서(〜から)』まとめ
今回は韓国語の文型「-아서/어서」についてまとめてみました。
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