韓国で2019年12月〜2020年2月まで放送されていたtvNの連ドラ「블랙독(ブラックドッグ)」。
ドラマの舞台は学校で、先生の裏側や韓国の教育事情がよーくわかるような内容になっています。
韓国ドラマでよくあるようなタイムスリップも異常な事件も御曹司との恋愛もない、一見ちょっと地味なドラマですが、たまにはこんなリアルな世界が見れるドラマも面白い!と見入ってしまいました。
今回は韓国ドラマ「ブラックドッグ」のあらすじや感想、キャストや相関図についてまとめていきます。
Contents
韓ドラ「ブラックドッグ」のあらすじ
ブラックドッグのあらすじを簡単にご紹介します。
国語の教師であるハヌルが高校教師として奮闘する物語になっていますが、そもそもハヌルが高校教師を目指すきっかけとなったのは・・・。
高校生のハヌルは修学旅行中にバスが交通事故に遭い、トンネルでバスが横転してしまいます。
みんな続々と脱出していくものの、ハヌルは足を怪我していたこともあり1人逃げ出せずバスの中に取り残されてしまいました。
ハヌルがバスに取り残されたことを担任が知るも、爆発の恐れもあるため、救助に行きません。
そこでハヌルを助けにいったのはキム ヨンハ先生でした。
ヨンハ先生の助けもあってハヌルは助かったのですが、先生は爆発に巻き込まれ帰らぬ人となってしましました・・・。
亡くなったヨンハ先生は非正規雇用(臨時採用教師)の教師であったため、死亡保障などの保険が何もなく遺族が学校側に抗議しているところを葬儀の時にハヌルが目撃してしまいます。
なぜ臨採だった先生は私を命をかけて助けてくれたのだろうか。
その答えを求めるように教師を目指すハヌルでしたが、何年経っても狭き門の教員採用試験に受からず諦めかけていたところ、大峙(テチ)高校から「1年間の契約採用」という条件付きで採用が決まりました。
しかし学校では「コネ採用」というあらぬ噂が広まってしまい、着任早々にハヌルは孤立してしまいます。
居場所がなくハヌルは学校を辞めようかとも考えますが、進学部部長のパク部長に鼓舞され、日々起きる様々な問題に向き合い、奮闘していく様子が描かれています。
もちろんフィクションではあるけれど、学校の裏側というか、韓国の学歴至上主義の具合がよくわかるストーリーになっていると思います。
好みはあるかもしれないけれど、現実離れしすぎていないストーリーで、リアルにこういうことが起こってそうだよなあ、と考えると、とても面白いドラマだと私は感じました!
韓ドラ「ブラックドッグ」のキャスト相関図
公式で出ている相関図に日本語訳を追加してみました。

生徒が主ではなく、先生たちがメインなので、大人の色々ないざこざや派閥などが起こって面白いですよ。
イブン先生の急な態度の変わりようも必見です!
韓ドラ「ブラックドッグ」の主なキャスト
コ ハヌル役 ソ・ヒョンジン
ブラックドッグの主人公コ ハヌル役を演じたのはソ・ヒョンジンです。
- 名前:ソ ヒョンジン(서현진)
- 生年月日:1985年2月27日
- 出演ドラマ:また!?オ・へヨン〜僕が愛した未来〜
ハヌル先生は進学部所属、担当教科は国語。
3年5組の担任で、のちに特進クラス「イカロス」の担当もします。
教務部長の姪ということで「コネ採用」として見られ孤立しますが、ハヌルの根性と努力、実力で進学部の仲間や教科パートナーのイブン先生にも認められてきます。
パク ソンスン役 ラ・ミラン
ハヌルのお手本となる先生、パク部長役を演じたのは個性派女優のラ・ミランです。
- 名前:ラ・ミラン(라미란)
- 生年月日:1975年3月6日
- 出演ドラマ:私たちが出会った奇跡
進学部部長のパク部長も担当教科は国語。
生徒のために尽くす熱血ワーカホリック先生で、自分は大黒柱だと自負する教師一筋な熱血漢。
ハヌルのメンターであり、進学部を引っ張る頼りになる人です。
センキュー、ソーリー、ミートゥーとパク部長がたまに発する英語が個人的にツボです。
ト ヨヌ役 ハ ジュン
ハヌルのことを気にかけてくれる教師ヨヌ役を演じたのはハジュン。
- 名前:ハジュン(하준)
- 生年月日:1987年4月3日
- 出演ドラマ:バッドパパ
進学部のヨヌ先生も担当教科は国語。
生徒人気ナンバー1で、教育番組で講師も務めています。
ヨヌ先生自身も非正規雇用でテチ高に採用されたのち、たった1年で正規雇用試験に合格した実力者でもあります。
派閥や権力争いに興味のないヨヌ先生ですが、だんだんとハヌルのことを気にかけ、人一倍世話焼きする一面を見せてくれます。
ペ ミョンス役 イ チャンフン
ハヌルと同じ出身で後輩後輩と可愛がってくれるミョンス先生役を演じたのはイ・チャンフンです。
- 名前:イ・チャンフン(이창훈)
- 生年月日:1980年4月28日
- 出演ドラマ:あの春の夜に
ミョンス先生は進学部所属で、担当教科は生物。
平和主義でお調子者ではあるが、パク部長からの信頼も厚い。
ハヌルと同じ小学校出身ということを知ってからは「後輩」とハヌルのことを可愛がって気にかけてくれる優しい先輩です。
韓ドラ「ブラックドッグ」感想
ブラックドッグの感想は面白かった〜ていうのと、なるほどな〜っていうのが大きかったですね。
日本でも韓国でも学校が舞台のドラマとなると、やっぱり生徒が主人公だったりするものの方が多く、ここまで教師側にフォーカスしたものが少なかったので、やっぱり新鮮でしたよね!
教師の実情や裏側、しかも韓国ドラマなので、日本では考えられないようなことも起きますが、これが学歴社会の韓国の学校なのか!と感じさせらるところが多く出てきます。
教師経験がなくても、社会人として組織の一員となって働いた経験がある人には共感できる部分もあるであろう、組織の軋轢や権力争い、残業の辛さ、仕事の膨大さ、そんなことがギュッと詰まった世界がブラックドッグの中で見れます。
ドラマの内容とは全然関係ないけど、3学年部長のソン ヨンテ先生は見れば見るほど、話し方なども含めて中川家の礼二さんのコントを見てるみたいでとても個人的には楽しめました笑
韓ドラ「ブラックドッグ」まとめ
今回は韓国ドラマ「ブラックドッグ」のあらすじ・キャストについてご紹介しました。
ブラックドッグは教師の裏側や実情を描いたヒューマンドラマになっています。
主人公のコ・ハヌル役を演じたのは視聴率女王とも呼ばれるソ・ヒョンジンです。
学歴重視の韓国での学校の裏側が見れるようなドラマでとてもおもしろい内容になっていますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。